テニスのボレーの大事な技術としてスプリットステップが大事になります。スプリットステップは、相手の打球の直前に軽くジャンプをすることですが、フットワークの良い方は必ずやっている動作になります。
なんとなくやっている方も苦手な方も、参考になる記事になりますので、ぜひ見てください。
1.テニスでスプリットステップを踏む理由
テニスでスプリットステップを踏む理由は、左右の反応速度を高める為と、膝の沈み込みを利用し素早く蹴りだすことが理由になります。素早く蹴りだせた場合は半歩先のボール(約1メートル先)が取れると言われています。
特にネットプレーでのボレーの対応の為には、スプリットステップは不可欠になりますので、ステップを踏むタイミングさえ掴めばとても簡単なフットワークになります。
2.ボレー時のスプリットステップのタイミングの取り方
球出し練習で相手のボールが出てくる直前で、移動する前になんとなくジャンプしてみてください。きっとこれではタイミングは合わないと思います。
では次に、すぐに動き出せる体勢を作っておいて、ボールが出た時に動いてみてください。
この動き方は断然さっきのジャンプよりも動き出しやすいはずです。スプリットステップのコツはこのように動き出せる体勢を棒立ちの状態から軽くジャンプすることで作っていくのです。
この原理をしっかり体感してから、ジャンプのタイミングを合わせることですぐに対応力は上がってくるはずです。蹴りだしが上手くいかない場合は、着地のタイミングが早い時の症状です。
テニスのプレーを通して(特にボレー)反応が遅れてしまう場合は着地のタイミングが遅れてしまい、動き出しが遅れてしまっていることが原因となります。
1.スプリットステップの種類
さて、テニスのスプリットステップの踏み方は何種類あるのか。
反応をしやすければ、どんな踏み方でも平気ですが一般的には軽くジャンプして着地のタイミングで膝の沈みを作ります。
もう一つは、腰幅くらいのスタンスで構えていて、スプリットステップを踏みたい時に足幅をパッと開きます。開く動作を行なうことで膝が自然と少し沈みます。これもスプリットステップとして使ってもらってもOKです。
あと、ボレーの時のスプリットステップを踏む前には、軽く足踏みをしておくと尚良いです。
3.ネットプレーの反応を高める為の練習
テニスのボレーでのポジションで、は様々なボールに対応することが大事になります。その対応力を付ける為に反応力をつけることが大事になります。
では練習法になります。
①キャッチボールでの練習になります。ボールをランダムに投げて相手が2、3歩動いて取れる場所に下投げでボールを出します。スプリットステップを上手く踏めた場合は、楽に反応できますが、重心を間違えた場合は反応出来なくなってしまいます。
②球出しでの練習になります。ボールを5球くらいランダムに出してそのボールを返球します。左右に揺さぶってみたり、ハイボレーやローボレーを打たせてみたり、色々なボールを出す事によってスプリットステップの大切さが理解できると思います。
練習後にラリーやゲームの最中にスプリットステップを踏まないと反応の悪さに驚くと思います。その域まで達したら意識することなく試合中にもスプリットステップを踏めるようんなってくると思うので、成功体験をたくさんして大事な技術という事を実感してみてください。

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