テニスのダブルスには陣形(フォーメーション)というものがあります。ダブルスをする場合、なんらかのフォーメーションをかならず使うことになります。
基本は雁行陣です。前衛がボレー後衛がストロークの攻守分業型、2人ともボレーにでる平行陣は攻撃型といえるフォーメーションです。
そして変形フォーメーションがあります。変形フォーメーションは、サーブのときにこのフォーメーションではじめ、状況に応じて平行陣または雁行陣になります。
変形フォーメーションには、オーストラリアンフォーメーションとアイ・フォーメーションがあります。
2つのフォーメーションを非常によく似ており混同している人がいますが、違いがあります。違いは前衛であるボレーヤーの位置です。
アイ・フォーメーションの前衛は、センターをまたぐカタチで構えサーブを待ちます。オーストラリアンフォーメーションは、サーバーと同じ位置で構えて待ちます。
今回はアイ・フォーメーションを考えましょう。
1.アイ・フォーメーションのやり方
例えば、デュースサイドからサーブを始めるとします。通常の場合サーバーは、デュースサイドの半分ぐらいの位置に立ちサーブを打ちます。
前衛のボレーヤーは、アドサイドの半分ぐらいのネット付近で構えます。この状態だと2人で半分ずつ分担しているカタチになります。
アイフォーメーションの場合、サーバーはセンターに近いところで打ち始めます。シングルスのサーバーとほぼ同じポジションです。
ここまではオーストラリアンフォーメーションと同じです。
そして一番の違いは、ボレーヤーがセンターをまたぐカタチで構えます。このボレーヤーの位置が非常に重要です。
2.アイフォーメーションのねらい
アイショーメーションの場合は、前衛がどちらに動くかわからないところにメリットがあります。
オーストラリアンフォーメーションの場合、クロスをケアしましたが、アイ・フォーメーションの場合は、クロスだけではなくストレートもケアすることができます。
ただし、前衛がストレートをケアする場合は、後衛がクロス側をケアしないとオープンコートになりますので、基本的にはサインでどちらに動くか事前に決めておく必要があります。
3.アイ・フォーメーションの技術
サーバーが非常に重要です。ほぼコースの打ち分けができないと無理です。
後衛の役割はあまりオーストラリアンフォーメーションのときとかわりません。前衛はコースを指示する司令塔の役割が追加されます。
基本は前衛が、相手リターナーのポジションなどを見て直前で決めるため、サインを出すのは前衛になります。
2人の動きが重ならないようにしましょう。重なったらオープンコートができるのでカンタンにポイントを失うことになります。
技術としてはポーチにスマッシュ、ハイボレーがとくに必要です。頭上を越されるロブに弱いのでスマッシュやハイボレーができないと厳しいです。
また、頻繁に行うと対策が立てやすいフォーメーションなので、ここぞというときに使った方が効果があります。
4.まとめ
最近はプロも頻繁につかうフォーメーションです。
テニスのプロの場合でもファーストサーブは、アイ・フォーメーションでセカンドサーブなったら通常にもどすので、一般レベルのテニスでも同じような方法がよいと思います。
練習メニューにはいれにくいと思いますが、練習メニューに入れるのであれば、試合形式などの実戦方式の練習で試してみて下さい。

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