テニスのダブルスには、陣形(フォーメーション)というものがあります。
ダブルスをする場合、なんらかのフォーメーションをかならず使うことになります。
Contents
1.雁行陣
もっとも基本的なテニスのフォーメーションです。前衛が前で主に攻撃役、後衛が主に守備でラリーでつないでチャンスを待つ攻守分業型。
2.平行陣
2人とも前についてボレーで戦う平行陣。つなぎをボレーで行い、コートの半分をそれぞれで攻守ともに担当します。攻撃型そして変形フォーメーションがあります。
変形フォーメーションは、サーブのときにこのフォーメーションではじめ、状況に応じて平行陣または雁行陣になります。
3.変形フォーメーション
オーストラリアン・フォーメーションとアメリカン・フォーメーションがあります。
2つのフォーメーションを非常によく似ており混同している人がいますが、違いがあります。違いは前衛であるボレーヤーの位置です。
アメリカン・フォーメーションの前衛は、センターをまたぐカタチで構えサーブを待ちます。オーストラリアンフォーメーションは、サーバーと同じ位置で構えて待ちます。
今回は、オーストラリアン・フォーメーションを考えましょう。
4.オーストラリアン・フォーメーションのやり方
例えば、デュースサイドからサーブを始めるとします。通常の場合、サーバーはデュースサイドの半分ぐらいの位置に立ちサーブを打ちます。
前衛のボレーヤーは、アドサイドの半分ぐらいのネット付近で構えます。この状態だと2人で半分半分分担しているカタチになります。
オーストラリアン・フォーメーションの場合、サーバーはセンターに近いところで打ち始めます。シングルスのサーバーとほぼ同じポジションです。
そして一番の違いは、ボレーヤーがデュースサイドのセンター付近で構えます。このボレーヤーの位置が非常に重要です。
5.ルールの確認
テニスではサーバーは打つ位置が決まっています。かならずその範囲内で打たなければなりません。前衛の位置は決まっていません。
通常の位置は、もちろん最初から後衛の位置でもいいですし、コート外にいても問題はありません。ただし1人で戦うのは反則です。
オーストラリアン・フォーメーションは、両方とも同じサイドに始めはいますが、問題はまったくありません。
6.オーストラリアン・フォーメーションのねらい
オーストラリアン・フォーメーションで始めた場合のメリットは、相手のクロスリターンをある程度封じることができる点がメリットです。
サーバーは相手のリターンのコースを限定するため、センターに打つ必要があります。
センターへのボールはクロスに返すのが一番カンタンですが、オーストラリアン・フォーメーションで前衛にそのコースで待たれているので、打ちづらくなります。
ただし、リターン側はストレートには打ちやすいのでストレート側をサーバーにカバーしてもらうため、クロスの奥があくことになるので、クロスのロブだとリターンエースになる可能性があります。
7.オーストラリアン・フォーメーションの技術
サーバーが非常に重要です。ほぼコースの打ち分けができないと無理です。
前衛も一発で決めるボレーと頭上を越されるロブに弱いので、スマッシュやハイボレーができないと厳しいです。
また、頻繁に行うと対策が立てやすいフォーメーションなので、ここぞというときに使った方が効果があります。
練習メニューにはいれにくいと思いますが、練習メニューに入れるのであれば、試合形式などの実戦方式の練習で試してみて下さい。

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